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ヤモタス活動レポートBLOGBLOG

「白蟻(シロアリ)を徹底駆除!自分でできる予防・対策と業者の選び方ガイド」


1. 家を食い尽くす白蟻とは?特徴と被害の実態

白蟻(シロアリ)は、見た目こそアリに似ていますが、まったく異なる昆虫で、木材を食べて家屋を破壊する厄介な害虫です。
特に日本でよく見られるのは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類。

【白蟻の恐ろしさ】

  1. 構造材の内側から食い尽くす

 → 被害が表面に出にくいため、気づいた時には深刻な損傷が進んでいる。

  1. 1年中活動している(種類による)

 → 特に湿気の多い梅雨や夏場は活性が高まる。

国土交通省の調査でも、戸建て住宅の約4軒に1軒が白蟻被害のリスクを抱えているというデータがあります。

【被害のサイン】

  • 床がミシミシ軋む
  • 柱を叩くと空洞音
  • 羽アリが家の中に現れる(春~初夏)
  • 壁や床に泥のような「蟻道(ぎどう)」がある

2. 白蟻の侵入を防ぐ!家庭でできる基本の予防策

白蟻を寄せ付けないためには、「湿気」「木材」「侵入口」の3つを断つことが基本です。

【具体的な予防策】

  1. 換気をこまめにする

 → 基礎や床下に湿気がこもると白蟻の好環境になります。床下換気口を塞がないことも大切。

  1. 木材の地面接触を避ける

 → 家の周りに木の板や廃材を置いておくと、それが白蟻のエサ場に。

  1. 雨樋・排水のメンテナンス

 → 排水不良による地面の湿気が白蟻の誘因に。

  1. 浴室・キッチン・トイレの水漏れチェック

 → 白蟻は「水気のある木材」を好むため、水漏れは要注意。

【DIYでもできる】

  • 木材の防蟻処理剤を塗る
  • 基礎周りに防蟻砂や粉剤を散布

ただし、完全な予防はプロの点検が不可欠です。

3. 市販の白蟻対策グッズは本当に効く?プロ視点で徹底比較

市販されている白蟻対策グッズには、予防用と駆除用があります。
それぞれに適した使い方と注意点を知ることが重要です。


【プロ視点での評価】

市販品は「予防」としては有効なものもありますが、すでに侵入されている場合は力不足。
ベイト剤などは時間がかかり、速効性に欠けるため、緊急時には不向きです。

4. 白蟻駆除業者の選び方と費用の相場

「白蟻が出た!どうしよう…」となった時に頼るべきは白蟻駆除の専門業者です。
とはいえ、業者選びを誤ると高額請求や不十分な施工に繋がることも。

【信頼できる業者を見分けるポイント】

  • 公益社団法人 日本しろあり対策協会 認定業者か
  • 無料点検を装った押し売りに注意
  • 保証制度の有無(5年間など)
  • 口コミ・実績・地域密着型かどうか

【費用の相場】

  • 点検のみ:無料~5,000円程度
  • 駆除作業:1坪あたり5,000~10,000円前後
  • 予防施工:1坪あたり3,000~6,000円

例えば30坪の住宅なら、駆除で15万〜30万円が相場です。

5. 予防から定期点検まで:長く家を守るためのポイントと考察

家は何十年も住む場所。
そのため「白蟻が出たら駆除」ではなく、そもそも寄せ付けない家づくりと、定期的なチェックが非常に重要です。

【長期的視点での対策】

  • 築5年を過ぎたら点検を定期実施(5年ごとが目安)
  • 新築・リフォーム時に防蟻処理を徹底
  • 通気性を高めた構造(基礎断熱や床下断熱材の管理)

白蟻対策は「目に見えないから後回しにされやすい」ですが、その被害は住宅の資産価値に大きな影響を与えます。
放置すれば家の土台がボロボロになり、リフォーム費用が数百万円規模になることも。

つまり、「早めに点検・予防すること」が、最もコスパの良い対策です。

白蟻対策は「早期発見・予防」が命!

白蟻による被害は、一度始まると急速に進行します。
しかし、その多くは事前の予防と定期点検で回避可能です。
本記事で紹介したように、

  • 家庭での湿気対策
  • 市販グッズの活用
  • プロの定期点検
  • 信頼できる業者選び

これらを組み合わせることで、白蟻の脅威から大切な家を守ることができます。

“気づいた時には手遅れ”にならないためにも、ぜひ今日から対策を始めましょう!

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