【豊田市足助町】町並みを守りながらどう空き家を活用していくか | 愛知県・岐阜県・三重県で空き家管理・活用ならヤモタス

2024.04.30

調査

【豊田市足助町】町並みを守りながらどう空き家を活用していくか

愛知県には足助という紅葉が素敵な町があります。
私も子どもの頃、秋になると家族で足助町にある香嵐渓に行き、ライトアップされて綺麗な紅葉を見ながら屋台でお菓子を買ったり、温かい水餃子を食べたりと楽しい思い出があります。
足助地区 | 愛知県・岐阜県・三重県で空き家管理・活用ならヤモタス

そんな足助町は重要伝統的建造物群保存地区というものに指定されています。
重要伝統的建造物保存地区とは、文化庁によると以下のように説明されています。『昭和50年の文化財保護法の改正によって伝統的建造物群保存地区の制度が発足し,城下町,宿場町,門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになりました。市町村は,伝統的建造物群保存地区を決定し,地区内の保存事業を計画的に進めるため,保存条例に基づき保存活用計画を定めます。国は市町村からの申出を受けて,我が国にとって価値が高いと判断したものを重要伝統的建造物群保存地区に選定します。』
文化庁HP:伝統的建造物群保存地区

足助地区の他にも白川郷や岡山県にある倉敷美観地区等があり、令和5年12月15日現在、重要伝統的建造物群保存地区は、105市町村で127地区もあるそうです。
足助地区は平成23年6月20日に指定され、昔ながらの建物や風景を守り続けています。

一方、重要伝統的建造物群保存地区に指定されることが足かせになってしまっているケースがあります。
例えば、保存地区内で特定物件に指定されている建物は、その物件がどれだけ荒廃していたとしても原則解体ができません。

他にも、修繕や立て直しをする場合には、その地区特有の伝統的な意匠や材料を使用することや周囲の景観に調和する設計であることなど、地方公共団体が定める基準に遵守する必要があります。
ですがこの伝統工法を守っての修繕は大変高額になってしまいます。補助として8割の修繕費が補填されるものの、これは屋根や外壁などの構造部のみが対象で、内装等には適用されません。
数千万単位での修繕ともなれば多額の自己負担が発生します。
足助地区町並み | 愛知県・岐阜県・三重県で空き家管理・活用ならヤモタス
あくまで一例ではありますが、こういった背景から空き家になっても手をつけられずに放置されている家が足助にはあります。

足助町では、行政とともに町民の方々が協力し、この問題をどうにか解決できないかと頭を悩ませておられ、 今回足助町の町並みとともに空き家を何軒か視察をさせていただきました。
足助町の町並みには、木造の伝統的な家屋が多く残っており、これらの建物は土壁や木の格子、瓦屋根など、日本の伝統的な建築様式を反映しています。
江戸時代に建設された旧家や商家が並び、古い街道の雰囲気を今に伝えおり、現在も住居や店舗として使用されているものもあります。
また町には小路がたくさんあり、歴史を感じさせる建物のなか小路を進んで散策するのも大変風情がありますね。

解体することもできない、修繕には規定があり多額の費用がかかる。
このような制限がある中、空き家をどう活用していくか私たちも模索中です。

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